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2020年10月28日

面白い大人

樹木希林さんが亡くなって丸2年を過ぎていますが、
彼女の気配がいまだにこの世界に残っているような気がします。
たくさんの残された映画、テレビ作品と、あの奇特な存在感がそうさせていて、本当に亡くなったのかな…というような気持ちに私たちをさせるのかもしれません。

最近亡くなった若い俳優さん(本当に悲しい…悲しすぎる…)を想って、共演経験のある女優さんが、
樹木希林さんのある言葉を用いてインスタに投稿していました。
私もそれを聞いた時には、自分の胸に一生刻もうと思ったものです。

「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」

シンプルなようでシンプルじゃない。
簡単にできそうで本当に難しい。
隣の芝生はいつも青いし、
驕っているいるし、
平気じゃないことばかり毎日あって、文句タラタラだし。

ただ「面白がって」の部分だけは、今のところまあまあ出来ているような気がします。

先日紹介した宮崎駿の毒舌名言で、「子供の未来は残念ながらつまらない大人なんですよ。(子供というのはその瞬間しかないんです…)」
じゃないけど、世の中つまらない大人は本当に多い。
それは決して悪い意味だけではなく、良い意味で。
一生懸命生きるということは、
日常に追われることだし、その中でみんな小さな幸せを見つけながら楽しく生きることができれば、
それが一見「つまらない大人」だとしても仕方のないことなのでしょう。

でもたまーに。
たまーに。
面白い人間が存在しませんか?
友人との話で「あの人面白いよね~」みたいな。

私の父は恐らくその部類の人間です。変人とも言えますが、面白いです。
我が親ながら、吹きだしたり、呆れたり、感心したり、アホだな・・・と思ったり。

話を元に戻すと、樹木希林さんの葬儀の際に娘の也哉子さんが喪主ではないけどお礼の挨拶をしていたのが印象的でした。
実は私もそれをやろうとずっと思っています。
ここ10年程「おれは死ぬ、もうすぐ死ぬ」と繰り返す(死なないガンと呼ばれる)前立腺がん持ちの父ですが、
もし、まあ、絶対いつかは居なくなるわけで、
その時は変人だった彼の望む通りに、

葬儀は密葬(菩提寺がなんというか…前住職は父の同級生だし、現住職は私の同級生じゃん!)
最悪家族葬(これは仕方ないかな)
連絡は死んでしばらくしてから(絶対無理でしょ、うち本家だよ!)
そして「遠方者にはわざわざ焼香に来るなと言え!」(絶対絶対無理でしょ!高校・大学野球部のキャプテンで、色んな縦横の繋がり無視してそんなことしたら、残された家族の常識を疑われるわ!)

と、すべて無理な話に近いので、せめて本人が亡くなってものが言えなくなってから(笑)
家族葬+お別れの会にしたいなと思っています。勝手に母との話し合いで。

その時に2つばかり。
父の面白い話と、でも名門野球部を率いてドラフト会議で指名されたぐらいだから、単純に面白いだけの人間ではなかった彼の人間性を表すエピソードを話そうと勝手に思っているのです。
そして最後は笑わせたい。
きっと母は泣いてばかりで何もできないでしょうから、せめて私のジョークでみんなで笑って終わりたい。

あおういう私自身が父寄りの「ちょっとふざけた(時にふざけすぎた)大人」なのは間違いありません。
でも本人は亡くなっているわけだし、今から「お父さんの葬儀はきちんと考えているから!」と言っているのですが、
いかんせん、本人が「だからいらねーーーって」を繰り返すので、話にならないのですが…。

親がこの世界からいなくなる日。
一日でも遅い方がいいな…と思います。
子ども(孫)だったら直に「おじいちゃん、おばあちゃん長生きしてね!」と敬老の日などに言えますが、
大人になると、親にむかって直接は言えませんよね。
「お父さん、お母さん、長生きしてね」とは。気恥ずかしい。
すでに親に旅立たれている友人も多々いるわけですし、存在してるだけで有難い話です。

樹木希林さんほどではないにしろ、面白い大人に少しでも近づきたいな…と益々思う今日この頃です。
父みたいになりたい…とはあまり思わないなぁ(笑)。面白い種類が違うし、周りが迷惑!
ただ、娘は「じっち、200歳まで生きて私が死ぬときに一緒に死のうね~!絶対だよ!」と訳の分からないことを要求しています。

SLA発起人  

Posted by SLA at 00:18Comments(0)徒然草