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2020年07月30日

SLA読書感想文ワークショップ(つまづき!)

SLA読書感想文ワークショップ。
何クラスかはセッション②に突入しています。

セッション①では本を読む楽しさ、そしてそれによるメリット(発想力、表現力、語彙力、読解力などの獲得)などを子どもたちのレベルに合わせて解説し、「あるツール」を使って自分の選んだ本を読んでくることを宿題にしたのですが…

セッション②に入り、子どもたちの致命的な弱点に悩まされています。
それは、
1.学校で読書感想文の書き方(もっといえば作文の書き方)を習わない
2.圧倒的に文章を書く機会と量が少ない
ことに起因し、「何が物語の中で起きている事実なのか」と、「何がそれを読んで自分が感じた感想なのか」を判別し、書きおこすことができないのです。

もちろんそれは想定内。そのために「あるツール」を利用して読書することを宿題にしているのですが、
そのポイントを理解して、こなしてくることができる子どもたちがやはり少ない。

瀬戸内の子どもたちは、本はよく読みます。みんな図書室も大好き。移動図書館である「かけはし号」も楽しみ。
ここ数年の学校主体による「朝読書」活動によって、全国的に活字離れをどうにかしようとした結果、子どもたちが本をよく読むようになったのは調査でも知られています。
でも問題は…何かを書くことのアウトプットの量が圧倒的に足りないのです。

常日頃日記を宿題にしている先生、クラスもあることでしょう。
でもそれは思いついたままで文章を連ねるだけの「Journal」です。まさにこのカテゴリーではないけど「徒然草」。

小論文や読書感想文、本来あるべき作文の形式もそれではダメです。

今朝ラジオ体操であった中学生は「読書感想文なんて簡単だからさっさと終わらせたよ~!」と自負していました。
もしかするとその子たちは本当に得意なのかもしれません。
でも…今後彼ら彼女らが必要とされる「論理的思考に基づいた体系だった文章」である可能性は低いのではないかな…と思ってしまいます。

もしこれを読んでいる中に、お子さんが日記、作文、読書感想文、弁論原稿などを書くのに非常に苦労しているという方がいましたら…
今のうちに何か良い解説本を与えてあげて、基本的な構成や書き方をある程度習慣化させておいた方が良いかと思います。

将来「みんなが聞いていて苦痛になるようなつまらないスピーチ」しかできない大人になってしまうのも、すべて関係する話です。
SLA発起人
  

Posted by SLA at 21:51Comments(0)徒然草

2020年07月28日

SLA読書感想文ワークショップ(順調!!!)

あっという間に7月末。
子どもの終業式・終園式前後行事でバタバタとしているなか、コロナの影響で縮小や中止が多少あるとは言え、ありがたいことにそこそこの楽しいイベントが続き、アーーーーーーーっという間に3週間ぐらい過ぎてしまった気分です。

というより、今夏の目玉イベントにしていた「読書感想文ワークショップ」の資料準備がその合間にあったので大変大変・・・
古仁屋会場も阿木名会場もそれぞれ適切な人数が集まってくれ、しかもその親御さんたちや、まだ未就学児のママでも「興味ある!」と要望してくれた親御さんたちのために、急遽「大人のための読書感想文ワークショップ」を実施。
先週末第一回目が無事終了しました。

実はこのワークショップ。出血大サービス価格です。変な話、同じようなものに去年娘を参加(スパイ)させたのですが、1回90分で5000円。
SLAは瀬戸内町と友人知り合い、友達の友達はみな友達だ!への還元として、1回90分×3セッションで合計3000円。
つまり、5分の1価格です(笑)。
セコイ話ですが、出血大サービスなんです、本当に。

内容は吟味に吟味を重ね、自分がアメリカ留学時に倣ったこと(ランゲージアーツ)、大学院時代に研究論文を書く中で学習したこと(教訓)、そして過去2年間娘をたたき台にして「どうやったら理解しやすいか、引き出しやすいか」を実験して導きだしたものをすべて合わせた集大成!

子どものワークショップを見学していたお母さんたちにも、大人のワークショップに出てくれた参加者の方々にも、
「目から鱗だった!」と有難い有難い感想をいただきました!←いつもならただの自画自賛ですが、今回は本当に「全米が泣いた!」状態でした!

なぜって…
ある「道具(ツール)」を使うのです。
それが「へぇ~」となるらしく、こんなものを使って読書感想文を書くなんて!とびっくりされます。

ホント、最後まで頑張って駆け抜けたい。
残り2セッション。決して「宿題代行屋」ではなく、「今後の子どもたちの人生のスキル(武器)」になるための知恵。

それを与えることができるように、頑張りたいと思います。
みんな、必死に次回まで「例の方法で」本を読んで持ってきてね。

SLA発起人  

Posted by SLA at 12:34Comments(0)徒然草

2020年07月07日

SPIとランゲージ・アーツ

大学時代からの大親友(悪友)から、こんな写真がLINEで送られてきました。

SPI

「ねぇねぇ、こんなのいい歳した大人が今更勉強して分かると思う???無理だよねーーーー(怒)」

その友人。10年以上勤務した会社で(希望以上に)偉くなりすぎてストレスと不満で爆発しそうだったちょうどその時!
会社側が「超早期対策制度」を作り、一定のポジション、年齢、勤務年数を超えた人は1年分の給与(半年は会社持ち、半年は失業保険プラス会社の補填)を保障するので早く退職してくれ~的な募集を一斉にかけました。
友人は「ラッキー!」とばかりに手を挙げたので、会社側もびっくりだったみたいですが、制度は制度。仕方なく辞めさせてくれることに。
そして1か月の有給消化で海外旅行を楽しみ(その間にコロナ禍で帰国後は2週間の自宅待機でしたが)、3月末から無事、喜んで無職生活に突入です。

1年間は遊んで暮らせるぐらいの好条件ですが、そうは言ってもこの急転直下の景気落ち込みと年齢を考えるとそうも言っていられない!
散々ゆっくりしてSTAY HOMEをエンジョイし、自分の持つこれまでの輝かしい経歴と資格を持ってさあ転職活動!と思ったら、いきなり二次試験で「SPI」の受験を課されたそうです。
懐かしきSPI!と言っても、私は教員志望だったので受けたことはありませんが、大学4年生の頃はみんなこれで苦しんでいました。

※SPIを御存じないという方のために:
(ウィキペディアより)SPI総合検査は、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査である。性格と能力の2領域を測定する。
(略)日本初の総合適性検査として、企業の入社試験において高頻度で利用される。2012年の実績として、9,050社が利用しているほか、公務員試験の代わりに利用している自治体もある。

確かに中途採用試験にSPI導入はきついです…なんせそこまでのキャリアは持っていても、試験に対する耐性や集中力は年齢とともに衰えておりますので…(笑)

でも…
気づいてしまったのです。これって、私が今急遽発生した要望にお応えして準備中の「大人のランゲージ・アーツ」レッスンの「読解力」カリキュラムと全く同じ!使えるわ~!と。

なんとここ1か月で「子どもに教えるのに、自分が言語を理解したい!」「子どもに勉強してもらうのに、自分がやらないと説得力がない!」だから大人のレッスンをして欲しい!という要望が偶然にも重なり、急遽大人のランゲージ・アーツレッスンをやることになったのです。
これ。本当に本当に嬉しい!

私は「大人が先に」勉強すべきだと常日頃思っています。でもそれは「昨今の教育情勢」を学んでおけば、子どもが何かをやりたいとなったときに手助けをしてあげられるだろうから、という先回り的思いからでした。

でももっと根本的なことを私の想定以上に進んで考えていてくれている方がこの瀬戸内にもいたんだ!ということ。
とても感動しています。
子どもに自分が勉強する姿勢を見せたら、少しは興味を持ってくれるんじゃないか…と。そう思ってくれた人たちがいてくれた!

子どものレッスンもわちゃわちゃ楽しいですが(珍回答もたくさんあって相変わらず笑えます)、大人のランゲージ・アーツも新しいです。楽しみです。来週本格スタート!

さ、友人にはSPIを頑張ってもらい再就職(そしてこれまで通りたくさん稼いで焼き肉おごってほしい!)。
SLAではSPIも活用しながら言語力を磨いてもらい、親も子もたくさんの力を付けて欲しい。

読書感想文ワークショップも「大人バージョン」のリクエストが来ていて、どうやら思いが少しずつ通じてきているみたいです。
SLA発起人
  

Posted by SLA at 12:20Comments(0)知恵袋

2020年07月01日

夏のボーナスとサービス精神

典型的サラリーマン一家(+不安定な収入のフリーランスの私)にとって、夏冬のボーナスは神並みに有難い存在です。
(神様と並べてすみません…)

現在のこのコロナ禍の中、そのボーナスが出ない・減る会社も多々あるでしょうし、
そうでなくとも自営業の方々、特に飲食・観光業の方々にはボーナスどころか日々の収入が脅かされているでしょうから、
は?ボーナス?出るだけ有難いと思え!とキレたくなるかもしれません。

そして昨日6月30日、公務員の夏のボーナス支給日に、私は別な意味でキレてきました。
役場に対して!

この離島留学制度。町が設けている制度ではありますが、これまで一切好意的な援助を受けたことがありません。
むしろ嫌な思いをしてきました。
結局町が本気でやる気がないプロジェクトなのか…憶測で言ってはいけないことでしょうけど。

こちらに来る前、実は種子島でやっている「ロケット留学」や新潟県の粟島というところでおこなっている「しおかぜ留学」など、北は北海道から南下して探してみました。
その中で最後に奄美大島の瀬戸内町に惹かれてやってきたのに、町がそこまで熱心ではなかったのか…

東京で住んでいる区。
入口から入るとなぜか「いらっしゃいませ」と言われます。
そこには非常に非常に違和感があるのですが、そこまでいかないにしても「行政サービス」という言葉がしっくりきます。
「私たちの暮らしが便利になるように、税金を使って国や地方自治体が行うサービス」です。
もし離島留学制度を歓迎しないなら、今の募集のページにある「町全体で応援します」という明記はやめて欲しいなぁ~

伝説のボクサー、モハメッド・アリの数々の名言の中に、
"Service to others is the rent you pay for your room here on earth"
というものがあります。
簡単に言えば、「人に親切(サービス)するという行為は、この世にあなたが住むための家賃である」という意味です。

私は公務員ではないけど、たとえ取るに足りない小さなことでも人に対してできる限りのことをやってあげたいといつも心がけています。
公の場所で働いている人ならば、関わる人間ならば、モハメッド・アリがいう「家賃」…というか、誰かのために動いてくれる「思い」を見せてくれればいいのに…

というわけで、久々にキレてきました。理由は言えませんが(笑)
SLA発起人
  

Posted by SLA at 21:45Comments(0)徒然草

2020年07月01日

FACTFULNESS

2020年5月29日号のプレジデント誌で、ベストセラー本「FACTFULNESS」の特集が組まれていました。

その巻頭で、誰もが知るジャーナリストの池上彰さんと、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんが「ニュースデータの見方」を対談方式で解説しています。

今、東京の感染者数が日に日に増え、「第二波ではないか」とみんなが疑心暗鬼になっている中、
「単に第一波が終わっていなかっただけで、第二波はこれからだ」という人もいれば、
「いや、東京都は都知事選を控えている中で(3月前半のオリンピック開催可否の決定時期の時のように)色々隠しているはずだからもっと数値はいるはずだ」という人もいる。
検査数が増えただけという単純な話ぐらいなら、みんな共通で理解できるのかなと思います。

この「FACTFULNESS」の中で、人間の勘違いのパターンが10個に分類されています。
「犯人捜し本能」
「過大視本能」
「恐怖本能」
「単純化本能」
「ネガティブ本能」
「直線本能」
「焦り本能」
「分断本能」
「パターン化本能」
「宿命本能」

これらが(またはいくつかが)現在進行形で起きている残酷すぎるコロナ禍の世界を生んでいるとプレジデント誌では分析されています。
詳細にご興味のある方は、本家「FACTFULNESS」を、さらっと読みたい方はプレジデント誌を是非。

今「東京差別」という言葉が生まれつつあります。
東京で感染者が増えている=東京から来る人はコロナ感染者の可能性がある…だから色眼鏡で見てしまう。
でも全人口1億2593万人(令和2年6月現在)のうちの1300万人が住んでいる東京(つまり日本人の10人に1人は東京在住!)で、新規感染者が数人ずつ増減することに一喜一憂しても仕方がない。

ですが人間の恐怖心をどうすることもできないのかもしれません。特に離島は医療崩壊という特殊事情と隣り合わせでみんなビクビク暮らしているのが本音でしょうから。
でも、ここにも自分たちの仕事を守らなければいけないというジレンマと闘いがあり、経済を回さなければならない日本人としての役割もあります。

あるお店には「最近島内外を移動された方へ、どうかどうか感染防止のため入店を御遠慮ください!」という張り紙が入口にあります。
「島内外?」「最近っていつ?」という突込みどころはありますが、これが本音なんだろうな~と思いながらいつも通り過ぎています。

アメリカの大学は、統計学が必須科目になっていることが多いです。
数字を読み取るのもリテラシー。そうです、ランゲージアーツに繋がる概念です。

子どものみならず、大人の読解力の低下が叫ばれるなか、
正しく情報を読みとり、データを分析し、冷静な判断をする…
我が国の首相でさえできないのに(笑。だから専門家会議に匙を投げられるんだよ)普通の人にそう簡単にできるか!って話ですよね。

ただ少子高齢化社会、人口激減が決定的であるこの国で、これからの子どもたちには「事実を読み取ること」をできるようになって欲しいな…
そうすれば、無駄に怯えたり、偏見を持ったり、排他的になる必要がなくなる。

「コロナ禍は思い込みを誘う脳の本能を制御できるか問うものになる」プレジデント誌23ページより

まったくその通りかと…
SLA発起人  

Posted by SLA at 15:53Comments(0)徒然草